セイバー

 ・セイバー
 ・Fate/stay night
 ・1/6スケールレジンキャストキット
 ・French Doll原型
 ・Cerberus Project TM(イベント限定品)
 ・2006年4月完成
 ・全高約23cm
・キットの感想
韓国からやってくる気鋭の原型師集団
イベントでの大行列ももはや恒例のものとなっております
そのCerberus Project TMがリリースしているFateの1/6シリーズフィギュア
もはや飽和状態とも言えるFate関連のフギュアの中にありながら、イベント毎に物凄い数のキットを持ち込んでは完売させているその実績が彼らの凄さの証左でしょう
このセイバーも、鎧姿のをモチーフとした物の中では決定版と言って良い出来です
しかも、ブレストプレート・サイドアーマーが別パーツ
鎧に隠れて見えない胸元も衣を別パーツ化する事によって控えめ(失礼)な胸の谷間を演出する等、各所に並々ならぬコダワリが感じられる逸品です

製作にあたって苦心したのはスカートフレア、剣と鞘(カリバーン&アヴァロン)の処理です
前者は、フレア先端部の表面積の大きさによりその表面処理が中々に難儀でして
当然の様に、フレアの縁にそって段差があって大変でした
後者に関してですが、アヴァロンは二枚に下ろした様なパーツ構成、凹と凸のダボではめ込んで接着する仕様の筈なのですが、何故か凸のダボのパーツが2枚入っていました
イベントより2週間以内という交換期限はとうに過ぎてますし、なんとかなるかな?と思いそのまま組んだのですが微妙にパーツが合わなくて・・・
その処理に加え、さすが宝飾剣と言わんばかりの塗り分けが多いデザイン
金を吹いた後にクリアを吹こうとしたところ、カップの中に沈着していた金の粒が飛び散ってやり直し
マスクゾルを剥がそうと爪楊枝で要らぬ所をつっついてリタッチ、更に傷を深めてやり直し
アヴァロンには竹籤を挿して持ち手にしていたのですが、あらぬ方向に引っ張ってパーツが分離、やり直し(涙
その都度表面処理からやり直しですよ?
少々しんどかったっス

鎧の別パーツ仕様ですが、取ったり外したりして指脂が付くのは嫌だったので接着してあります
光沢仕上げパーツは殊更に汚れが目立ち易いですし・・・
原型師の方の拘りを無下にするような気もしたのですが、涙を飲んで瞬間接着剤を流し込みました