Wonder Festival 2004 [Winter]
東京ビッグサイト西1,2ホール
2004年2月22日 10:00〜17:00

年二回の模型の祭典、ワンフェス。
今回はまた西館に移り、アトリウムに企業ブースを集中させ、他のスペースはアマチュアディーラーを配置させたり、今までAやBに集中していた人気ディーラーを、あちこちに分散させたりする等の混雑を避ける処置が行われておりました。
また、前回食玩関係の出展を見合わせ来場者が伸び悩んだ事への反動でしょうか?、今回はリセヴィネをでっかいブースを用意して「お兄ちゃん迎撃準備完了」といった趣でした。
ダンボール箱買いOK、2つまで、値段¥28000(位だったと思う)。


(株)ウェーブ
・メイヴちゃん(戦闘妖精雪風) ¥8000
・片瀬志麻(宇宙のステルヴィア) ¥8900

山下いくと氏の「雪風に足りないもの、それは萌えだ」の一言で生まれ出でたキャラ、メイヴちゃん。
WF限定でのキットリリースです、原型はアルマイトの荒川泰之氏。
この調子でいくと、雪風のおまけ劇場みたいなトコで映像化もあるかも、あるよね?、あって。
他に、一般発売もされてる雄猫堂の雄猫真氏によるしーぽんも会場売りされてました。
ステルヴィアはシリーズで出していくそうで、次回はしけたうどんこ氏によるお譲とのことです。
あ、りんねちゃんだったかも・・・?(どっちだ


Toy's Brand
・シーン・ハリ 完全版02Ver(BASTARD!!暗黒の破壊神) ¥14000
・渡り鳥のシムカ(エア・ギア) ¥13000

今回もグラマーなお姉さん路線です(と言ってもエア・ギアは読んだ事ない、読んでみよう今度)。
開催の挨拶と同時に列が形成されて、開場後程無くして売り切れてしまいました。
大型キットが売れ辛くなってる今日で、認知度がそれほど高くないキャラ(自分が知らなかっただけ?)にも拘らずこうなのですから、Toy’sの人気は根強いモノがありますね。


Minor Swing
・プラティ(サモンナイト クラフトソード物語) ¥9500

前回トリスを発売していたぶんめい氏、今回はAll That Figure2003に掲載されたプラティを出していました。
相変わらずの綿密なパーツ精度は健在、肩から下げているバック(?)、これ本当に見た目どうり紐だけで固定しているんですよ、腰に接触していません。
パーツ精度だけに目が行きそうですが、元のイラストに忠実でポーズにも全く不自然さがありません、匠の仕事ですコレは・・・!。
この流れで行くと次回作はアティでしょうね、ですよね、もう決定!(あくまであらくまの希望です)。


M-23
刈破忍(D-DIVINE) ¥10000

麻宮騎亜氏がHJ誌で展開していた(らしい)、D-DIVAIN(デュプレックス ディーバイン)と言う作品のキャラだそうです。
好きなモノを造る、というのがガレージキットに残されたアドバンテージであるなら、このようなマイナーキャラにも光が当たって然るべきですね。


ワンフェスの風景@ リセヴィネ
リセヴィネ、売る気満々でつ。
写真左:会場15分前「お兄ちゃん迎撃準備完了!」
写真右:終了直前「リセヴィネあと少ししかありませーん」
ってケースだけかよ。


at last
・ラヴィ・ヘッド(LASA EXILE) ¥5000
・アルヴィス・E・ハミルトン(LAST EXILE) ¥5000

コトブキヤのエース原型師2人が個人ディーラーで出展。
ヴァンシップのナビ席からポーズを取っているラヴィを足立暁氏が、すまし顔で敬礼をしているアルを稲垣洋氏がそれぞれ原型を担当しています。
ラスエグはアニメの出来は凄かったんですが、キャラ萌えとはちょっと離れた所にある作品なので、立体化の機会には恵まれていなかったので(DVDの特典位しか他には無かったような?)、まさかここまで極上なのがいきなり出てくるとは思いもしませんでした。
お値段も、ブキヤの同レベルのキットより一回り安くなっており、11時前には完売していたようです。


鳴呼っでんつーもけんX
・ダイゼンガー(第2次スーパーロボット大戦α) ¥10000

第2次スパロボαの主人公の1人、ゼンガーゾンボルトの乗機を斬艦刀を構えた姿も凛々しく立体化。
これで一万円は安い、さすが武神装甲の名は伊達ではない。
メカは守備範囲外なのですが、こういうのを見るとやはり熱くなります、だって男の子だもん(マテ。


ユキシロ
・ヴァネッサ(The King of Figters 2002) ¥9000

躍動感あるポーズで格ゲーキャラをリリースし続けている白髪隆行氏の新作は闘う三十路、ヴァネッサの姉御です。
白髪氏の造形は、ダイナミックな動きもさることながら、そのピチピチな服が食い込んだ肉!肉ですよ奥さん!
動きに合わせて揺れまくるムネもバッチリ再現、元ネタ知らずともゴハン3杯お代わりいけます。
白髪氏は次回のWFでは1回お休み、来年の冬WFで新作を出すそうです。
キング、今度こそキングを激しく直訴しる!


りゅんりゅん亭
・エルザ(斬魔大戦デモンベイン) ¥18000

新作のエルザはゲーム中で九朗達に襲いかかる瞬間を立体化。
ゲーム中の立ち画では入りきれてなかった跳ね上がった髪の毛もどこから見ても絵になる様にまとめられています。
それと、キットでは顔のパーツがドールのそれの様に、マスクと瞳、舌、額のメカ部(クリアパーツ)が別パーツとなっててびっくりしました。
しかし、その大きさと値段がネックとなったのか、2時過ぎても残ってました。
モノが良くても売れ辛くなってますね、不況の風がココにも・・・。
それと、りゅんりゅん亭のディーラーの方がDr.ウェストのコスプレをしていました。
「おおぅ、エェルザァ〜」と言わんばかりでした。

次回作はFate/stay nightだそうです。
なんですとー、首を長くして待つしかないぢゃないですか。


ワンフェスの風景A 献血車
WF会場には毎回献血車が、来場者の血を抜きにやってきます。
頭に血を昇らせた修羅が大勢ごろごろしてますからね。
血でも抜いて頭を冷やせと言う事でしょうか。
濃いぃ血液が採れそうだ・・・。
まぁ冗談はさておいて、来場者の中にはWFの帰りに献血をして帰るというのを習慣にしている方もいるそうです。
この際、普段していない献血にチャレンジしてみるのも良いと思います。


鹿鳴館
・藍華・S・グランチェスタ(ARIA) ¥10000
・アリシア・フローレンス(ARIA) ¥10000
・パッフェル(サモンナイト2) ¥10000

Mieさん狂喜乱舞、買えなくて(´・ω・`)ショボーン、コミックブレイド連載中のARIAより藍華とアリシアが立体化。
ここのキットは精度等飛び抜けている訳ではありませんが、キャラに対する思い入れが伝わる造形で非常に好感が持てます。
パッフェルは他にも2.3あったんですが、ここのが一番良く出来てたように思われます。


CHEMICAL REACTION
・レオ(ウォーザード) ¥7000
・骸(ウォーザード) ¥5000

8年も前のアーケードゲーム、ウォーザードより立体化。
翻る鬣、剣を握った腕に浮かぶ血管、武器の重さを感じさせるポーズ、多すぎず少なすぎない絶妙な匙加減の服の皺、このスケールとしてはかなり安い値段設定、コレはイイモノです。
惜しむらくは、キャラ物としてもう認知度が少なすぎるということでしょうか・・・。


T・O・P!
・龍人機(第2次スーパーロボット大戦α) ¥17000

こちらも第2次スパロボαの主人公の1人、クスハ・ミズハの駆る古代ロボット龍人機。
後半の乗機、龍虎王ではなくこちらを持ってくる辺り憎いメカチョイスです。
爆雷符を今にも射出しそうなポーズは、ゲームをした人間にとってはググッっと来るモノがあるのではないでしょうか?


WFの風景A F−FACE
前回可動レイキャシールを低価格(GKとしては)して会場の注目を浴びたF-FACEですが、ネット上でセガマニアの反響が凄く行列が凄まじい事になっていました。
用意数は色違いで版権の申請数を稼ぎ、350セットはあった筈なのですが、行列自体が500人以上に膨れ上がり結局欲しい人全てには廻りきらなかったようです。
セガマニアってスゴイんですね・・・。
F-FACEは卓を2つしか取っておらず、動員できるスタッフの数は全部で6人、それで500人以上に膨れ上がった行列を整理するのは大変だったようで青色吐息で客を捌いていました。
自分も300人超位の所に並んでいて、目当てのHellsing胸像の新作をGetできるかどうか気を揉んでいたのですが、レイキャシしか要らない人は思いのほか多く、一時間は並びましたが無事に買う事ができました。
あ、もうレイキャシセット、オクに出ている・・・、¥25000?、なんだそりゃ!


Flowershop
・スクルドwithノーブルスカーレット ¥12000

スクルドを造り続けてもう10作目、Nagiy氏の新作はやっぱりスクルド。
ここは、作品自体もそうですが、塗装も素晴らしく、一介のフィニッシャーである自分としては、その技量に嫉妬を覚えずにはおれません。
明色の自然なグラデや服の自然な仕上げ等見所満載です。


how(s)
・スク水会長(げんしけん) ¥7000

今ナウなオタクの間で大ウケのげんしけんの作中劇である「くじびきアンバランス」(ややこしい)より
スク水会長を立体化、モチーフはげんしけん2巻のカバー絵です。
なんというか・・・、寸足らずの身長で巨乳というピーキーなボディラインにスク水というのは、ある意味凶悪なモノがありますな。


S-MIST
・みずほ・苺・小石・楓セット(おねがい☆ティーチャー) ¥25000

今回の新作は、壽屋で発売されたワンコインフィギュアの箱絵をそのまま立体化。
このような絵の場合、キャラ同士の位地や干渉等難題はいくつもあった筈ですが、何とかしてしまうのがプロの技というものなのですね。
リクエストの多かった、みずほウェディングドレスVerのクリアパーツのはWF・Verとして発売していた模様です。


WFの風景C Nitro+
コスプレ広場の入り口辺りで新作ゲームのデモ映像を流したり、物販をしていたのですが、やはり見るべきは¥6250000もかかったと言われる2mデモンベインの勇姿でしょう、立体系のオタクとしては。
そして、Nitro+あるところにこの人在り、最凶広報JOYマックスのアニキ、とっても気さくな方でした。
うむ、とりあえずアニキのスキンシップはとっても濃厚だぞ!とだけは言っておこう。
模型雑誌にも何度か出ている、人気コスプレイヤーのSAYAさんは、同社の「沙耶の唄」のヒロイン、沙耶のコスで物販のお手伝い、外に出てはシャッターの雨あられでした。
「目線こっちくださーい」、・・・はっ、何をやっているんだ私は!。


真!!おやじ天国
・坂本ジュリエッタ(エアマスター) ¥6000
・エアマスター(エアマスター) ¥6000

他とはちょっと違ったナイスなキャラチョイスでキットをリリースし続けるおや天(略すな)の新作は摩季にご執心の自己陶酔ストリートファイター坂本ジュリエッタ。
このタッチですと漫画版と言った方が正しいかもしれませんね


雨の日晴れの日
・呂布(一騎当千) ¥6500

孫策・呂蒙ときて一騎当千3作目はエロクィーン呂布でした。
冬音さんの作品は決して派手ではなく、ポーズも胸も控えめ、パンツも見える訳ではないのですが、その存在感とキャラ物としての説得力が他の原型師とは一線を画しています。
呂布に関しても今回のWFでちらほら見られましたが、胸にとその他の部分の気合の入り具合が違う作品が多く、やっぱり今回のNo1呂布はコレだな・・・、と確信せずにはおれませんでした。


裏Be−B
・七瀬恋(夜勤病棟) ¥14000
・早瀬美奈(sexfriend) ¥13000

ウェーブのイベント限定ブランド、裏Be−Bの新作です。
恋をToy's brandの藤浦冬威氏、美奈をhow(s)のYOSHI氏がそれぞれ原型を担当しています。
ボークスのX-brandをはじめとしたここ2、3年のエロキットの充実(氾濫?)により購入者側も食傷気味なのか思ったより売れ行きは芳しく無かったようです。
元々エロキットを買う人の母数が多く無い所に来て、一時期の加熱ぶりも冷めてきたせいでしょう。
完売には至らなかったものの、ほぼ数ははけていたようですが。



今回の大散財



商品 ディーラー名 値段
シーン・ハリ Toy's Brand \14000
渡り鳥のシムカ Toy's Brand \13000
牙神獣兵衛 HEAVY GAUGE \12000
HEAVY GAUGE \8000
覇王丸 HEAVY GAUGE \15000
エルザ りゅんりゅん亭 \18000
七瀬恋 裏Be-B \14000
プラティ Minor Swing \9500
ラヴィ・ヘッド at last \5000
アルヴィス・E・ハミルトン at last \5000
ヴァネッサ ユキシロ \9000
スク水会長 how(s) \7000
ベルナドット F-FACE \1500
アーカード1945 F-FACE \1500
マクスウェル F-FACE \1500
由美江&ハインケル F-FACE \1500
Racaseal Ver1.5 F-FACE \3500
Racaseal head variation F-FACE \1000
Racaseal 殲滅戦装備 F-FACE \1500

合計¥141500

WF翌日には電撃通販のみずほの申し込みしてきたよ?(馬鹿)